北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2086】Joseph Drohin Bourgogne Laforet Pinot Noir 2018

 
メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ 赤
 
このワインは、ジョセフ・ドルーアンがつくる平格ブルゴーニュ、そのなかでも「ラフォーレ」は安くてスクリューキャップというお手軽品。でも、手軽なりに身近にブルゴーニュ赤が飲める感があって良品だった記憶があるので、やってみることにした。
 
ワイングラスに注ぐと、赤茶色感の少ない、どっちかというと蛍光色が混じっているようなワインレッド。明るく、少し青紫色っぽいカラースペクトルと感じられる。香りは、革っぽさをいくらか伴った、牡丹餅のような香り。高価格帯の平格ブルゴーニュのようなリッチな香りではないけれど、思ったよりも上品で、かつ、平格ブルゴーニュらしさがある。
 
口をつけると、少しミルキーな口当たりの、それでいて後味にチェリーの感じが弾けるような酸っぱさがある。タンニンはあくまで穏やか、とてもチャーミーなワインだ。飲みやすく、引っかかるところがない。凄いブルゴーニュではないけれども、デイリーの赤ワインとしては十分。
 
※翌日は、少し酸っぱさの前に出たワインになった。ま、ふつーのピノ・ノワールだけど酸っぱさが前に出て甘酸っぱいからこれはこれでいいのだ。