メゾン ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ 現行ヴィンテージ
二日ほど、発熱や関節痛が起こる例のやつがあって、ワインどころではありませんでした。病み上がりに選んだのは、やさしい飲み口のジョセフ・ドルーアンのシャルドネ。
まず色。けっこう金色していて綺麗だぞ。濃い、というほどじゃないけどじゅうぶんに金色をしている。香りは、ふっくらとしたトースト系の香りとリンゴの香り。まるで、炭酸の抜けたシャンパーニュみたいだ。
口をつけると、アタックがとっても柔らかで、すーっとリンゴの酸味が入ってくる。しばらくして、青りんごのような溌剌とした雰囲気とリンゴの芯のような苦みが伴う。この、苦みを伴うあたりもシャンパーニュ似。ブルゴーニュの非-コート・ドールなマイナー地域でいえば、リュリーの白ワインがこれに似ていたような気がする。ジョセフ・ドルーアンのシャルドネについて調べてみると、マコンやリュリーやコート・ドールのシャルドネをブレンドしていると書いてあったけど、これはリュリーっぽくて、コート・ドールのシャルドネっぽさはあまりわからなかった。でも今日は、こういうリンゴが抵抗なく入ってくるシャルドネが飲みたかったわけで、とても良かった。
※二日目も、炭酸のぬけたシャンパンみたいな雰囲気だった。あと少し南のシャルドネ風になっちゃったかも。