北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2211】Domaine des Accoles "Les 4 Faisses" 2018

 
ドメーヌ・デ・ザコル レ・カト・ファイス [2017]

このワインは、ローヌの隠れ旨ワインをつくっているザコルのシャルドネ。確かセットか何かについていたのだったと思う。南仏でシャルドネってことは、ブルゴーニュ系の白とは違ってくるはず。どういうおいしさを見せてくれるだろうか。
 
まず色。かなり黄色っぽい、というか少し黄緑色がかってさえいる。で、香りは初手からフルーツポンチっぽさが全開。これは南国のシャルドネだ! チリ産などに寄せた感じだぞ。
 
口に運ぶと、これまたフルーツ全開。えぐみなどはなく、涼しい感じだけど味のスカラー量はかなりのもの。酸味は控えめで、後味にもフルーツ系のものがじわーっと残る。飲み進めると、メロンやキュウリ系の風味が混ざって方向性はまさにチリワイン系。こういう方向性は好みではないけれども、南仏という土地に逆らうことなく丁寧に仕上げてきていると感じた。
 
※翌日。香りはいよいよ盛ん、でもフルーツ系は二日飲むと自分はちょっと飽きてくる。二日目になっても酸味が強くなる気配なく、豊満。