北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2271】Ben Glaetzer Heart&Soil Cabernet Sauvignon Langhorne Creek 2018

 
ハート&ソイル カベルネ ソーヴィニヨン 2017 ハートランド
※リンク先はヴィンテージが異なります。
 
このワインは、南アフリカでつくられているカベルネソーヴィニヨン。南アフリカのワインは基本的になんらか見所があることが多いので、これはとても楽しみ。さて、どうでしょう。
 
スクリューキャップをあけてグラスに注ぐと、黒っぽくて不透明な色合い。カシスを思わせるようなごっつい果実系フレーバーがふんぷん。でもって、意外なほど森の下草めいたオーガニックな香りや、煮豆のようなほっこりした甘い香りも伴っていて楽しみな感じだ。
 
口に運んでみると、香りに比較して落ち着いた飲み心地。苦みがしっかりしていて、糖度で腰がふらふらしたワインとは一線を画している。とはいえ、痩せているわけではなく、どっしりとした飲み心地で、口当たりはまずまずなめらか、いくらかこってりしたニュアンスもある。新世界のカベルネとして、これはこれで結構いけている。
 
※翌日は、血っぽさが強まって前日と比べて雄々しい雰囲気に。糖度と果実味が若干前に出てきていると感じる。自分はこっちのほうが好きだ。ボルドーブルジョワ級あたりにもこういうワインは時々あって、好みとは言えないけれども、じゃあ嫌いかと言ったらそうでもない。