北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2355】Domaine Sylvain Pataille Marsannay Rouge 2017

 
シルヴァン・パタイユ マルサネ ルージュ 2018
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
ソゼのシャサーニュモンラッシェがぜんぜんわからない感じのなか、それならもう少しわかりやすそうなワインをと思い、チョイスされた二番手は、シルヴァン・パタイユがつくっているマルサネ、その若い品。
 
まず見た目。かなり明るく、ルビー色に輝いた色をしている。香りは、初手から薔薇のかおりがぷんぷんとして、いかにもここの家のマルサネって感じがする。豊かな果実の香りもあるんだけど、薔薇香水が香る。好きな人はこういうのすごく好きだよね。
 
で、口に運んでも薔薇の華やかさは健在。クミンやら白酒やらをやった後でも、いや、シャサーニュモンラッシェを飲んでおいたおかげか、結構これがブルゴーニュしている。香りの甘やかな感じが強調される時もあれば、苦みがしっかりしている時もある。まだしも、こちらのほうが今の状況下でも飲める感じ。もともと好みのつくりではないけれども、それでも感心させられる、立派なマルサネには違いない。