ニコラ マンフェッラーリ ミッレウーヴェ ビアンコ 2021 白ワイン
※リンク先はヴィンテージが異なります
このワインは2022年にも飲んだことのあるイタリア北東部のブレンドワイン。イタリア北東部のブレンドワインも着実に値上がりし、お手頃価格のものはもう少ない。そうしたなか、こいつはコスパがとても良かったので疲れた日に再登板。
抜栓して様子をみると、意外に白っぽい、いや少し緑色がかっているかもしれない。で、気泡がついている! ちょっと嫌な感じだ。香りは、初手からナッツを炒ったような香りがぷーんと漂い、そこからべっこう飴やメロンといった色々な香り、ブレンドワインらしいですねーって感じの香りがする。
口に運ぶと、しっかりしたソーヴィニヨンブラン風の酸味と熟れたメロンのような甘い包容力の両方が来る。ちょっとハーブっぽくもあるか。ここにもナッツがあってリボッラ・ジャッラが入っているような気がする(注:実際には入っていない)。多彩な香り、多彩な旨味でごっつく満足。繊細なあやまでは期待できないにせよ、味と香りのバリエーションが多彩で、面白く飲むことができる。シャルドネやリースリングといった国際的なワインの、その最も高貴な部類に求めるものを要求しない限り、けっこういけているワインだと思うのですが。もちろん、より上級のブレンドワインと対峙するとぼろを出すとは予想される。
※翌日は少し痩せてしまったかもしれない。ナッティーな雰囲気がちょい弱いかも。ただしそれは食事に負けたせいもあってかも。