北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2594】Cave de Lugny Bourgogne Chardonnay " Eugene Blanc " 2022

 
カーヴ・ド・リュニー ブルゴーニュ・シャルドネ [2021]
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
このワインは、そんなにすごくないワインをつくっているブルゴーニュのカーブ・ド・リュニーの平格ブルゴーニュ白。今回はブルゴーニュシャルドネ3本飲み比べの一番手としてお出ましいただいた。
 
まず見た目。まあまあ黄色く、薄すぎず濃すぎず。ちょっと緑色がかっているかもしれない。香りは、さわやか系ブルゴーニュなんだけど少しクッキーもよぎる。ここでいうさわやか系とは、南国フルーツ系でなく、もっと青々しい感じのさわやかさがよぎるって意味合い。
 
口に運んでみると、しかし飲み心地は少し南のシャルドネ風。というか、このシャルドネ、いわゆるミネラル感、石・大理石・石灰岩などを連想させる力がそこまで強くない。あと、このワインは酸が弱い。いくらかシャブリに似ているけれどもシャブリに比べると酸がかなり弱い。とはいえ、ふっくらとした飲み心地にだれない香りが伴うのは好ましいことではある。それと、いつもより少し多めに飲んでいるけど酔いが回りにくい。飲めてしまう。そういう点でもなんとなく好感がもてるワインだった。
 
※二日目。サントーバン2021との比較。こちらのほうがフルーティーだけど、こちらのほうが酸が弱く、ふっくらしている反面ふわふわし過ぎて散漫と感じる。それと少し苦みが強い? 決してまずいわけじゃないけど格上と対峙するといい勝負ができない。