北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0533】Au Bon Climat Santa Barbara Pinot Noir 2008

 
オーボンクリマ ピノ・ノワールサンタバーバラ 2008
 
 グラスに注いでみると、透明感のはっきりした、少し青みがかった紫色。匂いをかいでみると、ややケモノっぽいものを伴ったピノ・ノワールの匂い。タイプとしては先日のアナケナの同品種品に似ている。
 
 口に入れてみると、コーヒーっぽさを伴った、やたらコクのあるごつめの味とチェリーっぽい甘酸っぱさが1:1ぐらい。味もなんとなくアナケナのものに似ているけれども、もう少し甘みがあって、口当たりや呑み心地のスケールはこちらのほうがはっきり大きい。空いたグラスからザラメ糖のような甘い匂いがするけれども、ワインそのものが入っている時にはこの匂いは感じなかった。
 
 パワータイプのピノ・ノワール?こういうごついタイプが好きな人もいるんだろうなぁと想像しながらいただいた。