北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1880】Santero Pinot Chardonnay Spumante (N.V.)

サンテロ ピノ シャルドネ スプマンテ
 
 夏向けのスパークリングワインとして、安いものが欲しくなってこれを急きょ調達してきた。イタリアの安スプマンテとしてはよく知られているもの。
 
 まず香りチェック。なんと、ちょっと生姜湯みたいな甘い匂いが漂っていてモスカート・ダスティやアスティのよう。間違って「天使のアスティ」を買ってしまったのでは?と心配になるほど。
 
 で、口に運ぶと爽やかな酸味、八朔みたいなドライなシトラスの風味が口のなかに拡がる。このワインはシャルドネスプマンテとあるけれども、シャンパンでいうブラン・ド・ブランみたいな路線とは全く違っていて、ライトな飲み口、ドライな風味ときている。本当にこれシャルドネでつくられているの? 他の品種でつくられたイタリア産スプマンテに近い出来映えだと思う。いや、だからといって悪いはずもなく、夏にはこういうスパークリングワインがありがたい。