北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1896】Castelo Rueda Verdejo 2017

 
カステロ ルエダ ベルデホ 2018 ボデガス カステロ デ メディナ

 スペインの白ワインのなかでは、ベルデホ種は比較的あてにしている品種。今回は暑い盛りの時間にワインを呑むことになったので、こいつを登板させてみた。
 
 まず色。なんと、黄金色をしている。これだけ見るとムルソーじゃないかと勘違いするような。香りも意外、はちみつのような籠った香りがゴゴゴとこみあげてきて、そこに若干のメロンっぽさと石灰岩ぽさがよぎる。
 
 口に運んでみると、さすがにムルソーではなく、ゴワゴワとした酸味、夏蜜柑のような果実味を特徴とした、まさに暑い日に飲みたくなるような白ワイン。そこにメロン系の後味と黄桃系のコクが加わり、いくらかソーヴィニオンブラン種に似ているとも感じる。とにかくざくざく飲むには最適なワインで、暑さによく付き合ってくれた。