北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1942】Glenelly "Glass Collection" Cabernet Franc 2016

 
グレネリー グラスコレクション カベルネ フラン 2016
 
 このワインは南アフリカでつくられたカベルネフラン種のワイン。カベルネフランでつくられたワインは、うちではブルゴーニュ系のグラスで飲んでいた気がするので、とりあえずそうしてみることにした。このワイン、スクリューキャップなのは助かる。
 
 まずグラスに注いでみる。ちょっと青紫色っぽく、あと、なんだろう、ドボドボ注ぐ時にネオンのような蛍光色っぽい明るさを帯びていると感じた。ただ、グラスに注ぎ終えてみると暗くてやや不透明なレッドワインという感じになる。香りは、強烈に牧草&鉛筆が。とても爽やか&鉛筆でこれはカベルネフラン!その奥からチョコレートと葡萄果実がおずおずと。
 
 口に含むと、甘酸っぱいチェリーががっつりと来て、そこにやっぱり鉛筆と牧草が寄り添う。タンニンはそれほどシビアではなく、口のなかいっぱいのチェリーと、鉛筆と関連してか、ざらっとした飲み心地がまたいい。チェリーにはちゃんと酸も乗っていて舌の真ん中を酸がするすると通り過ぎていく。これはお買い得なんじゃないか。このシリーズ、注目してみよう。是非また飲みたい。
 
 ※二日目。やや鉄っぽくなってがっしりした感じになった&牧草っぽさが遠のいたけれども基調は同じ。おいしいカベルネフランでした。