ギィ・ブルトン モルゴン VV 2017
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続いて出てきたのは、なんと2003年のモルゴン。クリュ・ボジョレーのなかでは頻繁に飲んでいるモルゴンだけど、これだけ寝かせたものには出逢ったことはない。2003年は暑い年なので、根性のあるワインかもしれない。はたしてどうか。
で、グラスに注いでもらうと意外なほど薄い色をしている。若い頃に飲むモルゴンとは大違いで、グラスの辺縁が透明オレンジっぽくなっている。香りはそれほどくっきりしていないけれども、グラスが自分の苦手なタイプだったのでいつものグラスで試したらまた違ったのかもしれない。
口に運ぶと、少し酸味が立っているがマグネシウム感は残っている。エレガントにまとまっているかわりに、押し出しの強さはみられず、自分ならもうちょっと若い頃に飲んでしまいたいかなぁと思った。