テッレ デル バローロ ２０１３
このワインは会合の始まる「前」に出てきた赤ワインのひとつ。テッレ・デル・バローロはピエモンテ州のバローロ・バルバレスコ業界のなかでは格安で品質もあまり優れないものだったのだけど、再び楽天をチェックしてみたところ、値段がかなり高くなっていることが判明した。以前は2000円ぐらいだったのに……。品質改善が進んでいるのかもしれない。
色合いはややオレンジ色がかった、透明感のあるワインレッド。香りは、赤系果実＋ちょっとけものっぽさがあるかな？という感じ。同時に出てきたカベルネの香りがあまりにも良かったので押されているところがある。口に運ぶと、かなり酸味が強く渋みも強い、ネッビオーロ種ならではの味がする。感覚としては、バローロというよりランゲ・ネッビオーロという感じで、そう考えれば結構いけるクチだったりする。同時に出てきたカリフォルニアワインがあまりにも立派だったことを思えば、結構善戦しているほうだと思った。
