北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2142】Charles de Marques Champagne Brut (N.V.)

 
シャルル ド マルケス (N.V.)
 
このワインは、詰め合わせセットに入っていた見知らぬシャンパン。ワインボトルのラベルというか装飾がやけに立派だけど、装飾が立派だから中身も立派とは限らないのがワインというもの。こいつはどんなシャンパンなのやら。
 
まず見た目。かなり黄色っぽい。そして赤みがあまり入っていない。ということはシャルドネがそれなり多いタイプなんかな。香りは微弱。あまりわからない。うーん大丈夫かなこれ。
 
口に運ぶと、かなりキーン!とした金属感、または緊張感を伴ったやつ。酸味よりも苦み優位、または金属感優位なシャンパン。悪い品質のカヴァなどに比べればまだバランスがとれているというか、黄色柑橘系の果実味が救いになっているけど、もう少し金属感や苦みが優位だったら辛かったと思う。そのぎりぎりのところで成り立っている。とはいえ苦みや金属感が悪い風にばかり働いているわけでもなく、背筋としては機能している。平日にいただく泡物としては、これぐらいのクラスでいいです。