北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2605】Louis Claude Desvignes Morgon Montpelain 2019

 
ルイ・クロード・デヴィーニュ モルゴン・モンプラン[2020]
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
このワインは、何かのおりに比較的安く購入できた、よく知らないメーカーのモルゴン。あざといことに、このワインのボトルは樹脂でかためられている。うんしょうんしょと樹脂を除去して抜栓しました。
 
グラスに注ぐと、昔、ピノ・ノワールってこんな色してなかったっけ? というような、比較的赤くて少しオレンジ色がかった色合い。透明度も高い。香りを確かめると、赤系果実の香りがいくらかと、やはりアルカリ土類金属系、それか、亜鉛系といったにおいがふつふつと感じられる。嗅覚の調子が少し戻ってきているおかげか?
 
口に運んでみると、これがまた!苦い!きっつー。タンニンはわりと軽々としていて飲みやすさがあるのだけど、後味までしっかりと残る、このミネラル系の雰囲気といったら! というより、このワインログでいつも言っている「モルゴンみ」が直球で漂ってくる。あー、早飲みしちゃったですねー。でも、飲み進めるにつれて、このミネラル感抜群のところでピントが合ってきて、舌なめずりしたくなる感じだ。うまいよー これはいいと思うよー ワイン飲み復活への一歩をまた歩めた感じだ。
 
※翌日になって、豆の煮物っぽさ、それか野菜のミネラル感みたいなのが強まってとてもおいしくなった。いいワインだったように思う。