北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0171】Masciarelli Montepulciano d'Abruzzo 2006

モンテプルチアーノ ダブルッツォ マシャレッリ
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日の夕食は、[カニ足とレタス][チーズとバジルと生ハム][ツナとスナップエンドウ]といったクロスティーニと、メンチカツ、コロッケ。この軽く洋風な夕食に似合いなのは、やっぱり軽い赤ワインではないかと思い、コストパフォーマンス第一のモンテプルチャーノ・ダブルッツォを選ぶことにした。
 
 色は、ごく普通の赤ワイン色というよりは、やや黒っぽく不透明な感じ。匂いのほうは別段変わった感じというわけでもなければ強いわけでもない。澄ましたような弱い葡萄臭がする。
 
 味は、とっても爽やかな葡萄味。軽いタンニンもほどよいアクセントみたいなもので、呑めば呑むほど、ジューシーな味わいが尻上がりに感じられる。ジャブジャブいけるクチという意味では、先日のスペインワインに似ているといえば似ているけれど、香りはこちらのほうが優れていて、一応は舌の上にコクのようなものも残存する。値段の違いを反映してか、こちらのほうがちょっとばかり立派な感じ。豪勢なワインというわけではないけれども、値段に見合った飲み物だと思う。