北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1596】Trimbach Riesling 2014

 
トリンバック リースリング 2014
 
 
 そういえば、最近アルザスのワインを飲んでないなーと思って、大手・トリンバックのリースリングをゲットしてきた。確かめてみると、トリンバックのリースリングは(長ったらしい名前のついた格上以外は)飲んだことが無いみたいなので、どんなものか確かめてみることに。
 
 まず見た目。リースリング、特に非-ドイツのリースリングらしい、透明感のある薄い白ワイン色。香りはさっぱりとした、そして清々しさを伴った、花畑系の香り。白っぽい花畑を連想させるような。青々しさと、ハッカ?とまではいかないけれどスースーした雰囲気がある。
 
 口に入れると、甘~い口当たりだけど、数秒後にはしっかりとした酸味と、辛口系リースリングらしい、ちょっと苦さを帯びた旨味が。それでもって、意外なほど蜂蜜系の風味が差し込んでくる。辛口リースリングのはずなのに、蜜と、ちょっと苦みを帯びた旨味がやけにくっきりと迫ってくる。とてもいいような気がする。ブルゴーニュの白ワインなどに比べれば、価格の割に内容のしっかりしたものを出してきたように思う。明日も楽しみだ。
 
 ※翌日は、前日よりもさっぱりとした味わいと苦みが増して、辛口リースリング然とした雰囲気が楽しめた。ハッカ系のさっぱりとした風味も生きている。蜜も清々しさも健在で、芳醇、というほど複雑なワインではないとしても、旨いものには違いなかった。