北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0501】Luigi Einaudi Dolcetto di Dogliani 2010

 
 ドルチェット ディ ドリアーニ DOC 2010 ルイジ エイナウディ
 
 ピエモンテ赤ワイン探索計画の一環として、前座クラスのドルチェットを。色は、青色側にスペクトルの寄った紫色をしており、不透明。匂いをかぐと、苺牛乳&スミレのようなにおいが、籠もったように、柔らかに匂ってくる。
 
 味のほうは、当たりの柔らかな、煮豆のような甘みがゆったりとやってきた。それを飲み終わると、口のなかにはすっきりとした(こちらは少しさくらんぼのような)酸味が残る。渋みはすぐには知覚されないけれども、後味の段になるとそれなりに口のなかに渋みが残り、慣れてくるとサクランボっぽさが強まった。それなりにおいしいけど、こいつはドルチェットにしては値段がかなり高かった(2500円)ので、CP的には微妙なところ。「ドルチェットじゃなきゃ呑めない風味」的なものもよくわからず。そんなこんなでグラスが進みにくかったので、半分以上を明日以降に回して対峙中止。それとも風邪でも引いて鈍感になってしまったのかな??
 
 ※二日目もほとんど印象は変わらず。決してまずいワインじゃないけど、つかみどころがいまひとつわからなかった。