北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1739】Dejean et Fils Methode Traditionnalle Blanc de Blancs Brut (N.V.)

 
ブリュット ブラン ド ブラン メトード トラディショナル 750ml (ドゥジャン エ フィス)
 
 このワインは、なかば数合わせとして購入した、フランスはジュラ産のスパークリングワイン。ラベルをみると、規格は「シャンパン方式でつくられたヴァン・ムスー」とあるので、一番気楽な格付けだってことがわかる。夏にはこういう気楽な泡が重宝するけれど、果たしてこれはどうでしょう。
 
 まず見た目。意外に黄色っぽいカラーで薄いスパークリングワインという印象がない。泡も、細かいやつが勢いよく上昇していてうまそう。いいんじゃないでしょうか。香りは、焼き林檎っぽい匂いが優勢で面白い。この価格帯で焼き林檎っぽい匂いがメインのやつはあまり経験が無い。
 
 口をつけると、まさに焼き林檎!焼き林檎系の甘い味わいに、あまり主張しすぎない酸味が伴っている。焼き林檎をイメージするせいか、ほんの少し、焦げ臭い雰囲気を伴っている気がする。これも同価格帯のスパークリングワインではあまり意識されないもの。ただ、飲んでいるうちにちょっと単純にはなってくる。値段を考えれば仕方のないところかも。