北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1871】Cono Sur Sparkling wine Rose (N.V.)

コノ・スル ロゼ スパークリング
 
 まず、グラスに注ぐとほんのりとピンク色~オレンジ色かかった、いかにもロゼワインらしい色調。そこに、意外なほどゆったりと泡がたちのぼっていく漢字がして、見栄えはなかなかのもの。香りは、桜っぽい甘い香りが強い。あまり柑橘っぽくはなく、いくらかわざとらしくはある。
 
 口に含むと、やはり桜の風味が優勢。苦みは僅かにあるけれど、酸味がきつくない。旧世界ロゼにありがちな、ばっつん酸味&柑橘!という感じでなく、えらく愛想が良いというか、飲みやすい。発泡ワインであることも含めて、かなり初心者向けにチューンしてある感はある。コノスルという銘柄を考えると、たぶん、それで困る人もいないのだろう。終始、飲みやすいロゼスパークリングだった。