北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1993】Bricco al Fale Pinot Grigio Organic delle Venezie 2018

 
ブリッコ アル ソーレ ピノ グリージョ オーガニック 2018 750ml 白ワイン イタリア
 
 このワインはイタリア北東部でつくられているピノ・グリージョ。いちおう、オーガニックということになっている。
 
 見た目はすごく薄い白ワイン。そして気泡がいっぱい。あまり立派なワインにはみえないけれどもイタリア産のピノ・グリージョはこんな感じでもいいのだ。香りは、はじめに綿あめみたいなグッと甘い香りがした後に、台所洗剤のようなさわやかな香りと……アスパラガスみたいな野菜っぽい香りがする。
 
 口をつけると、酸味が口いっぱいに広がって、そこから花の蜜のような甘さを伴う。この系統の品種らしいふくよかさもあるけれども、なにより爽やかな飲み口が身上。少しかったるい感じがするけれども、それもまたピノ・グリージョだよねと言いたくなるのがイタリアワイン。これがフランス産のピノ・グリだとつべこべ言いたくなるところが、ピノ・グリージョなら別にライトで構わないという気持ちになる。なにせイタリアのお手頃白ワインですもの。
 
 ※二日目。酸味もちょっと少なくなって「かったるい」ワインになってきた。こういう展開が嫌いな人はこのワインは避けたほうがいいと思う。でも普段の食事と一緒にいただくワインって、こういうもののほうが相伴させやすいとも。