北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2474】Gaston Cheq Champagne Ameurville Brut (N.V.)

 
ガストン シェック ブリュット シャンパーニュ
  
こいつは、とある詰め合わせセットに入っていたシャンパーニュ。よく知らないメーカーのものなので、あまり期待はしていない。
 
グラス二注ぐと白い泡がもこもこと液面を飾り、まずまず細かい泡がもこもこと沸き立つ。色合いはすこーし朱色に寄っているようにみえ、ピノ系品種のウエイトが大きいとみた。香りは、リンゴとその芯に石灰岩メレンゲみたいなやつが伴っている。
 
口をつけると、リンゴ系の酸味と甘みが。初手から苦みがしっかりしている。そういった意味ではシャンパンらしいし、メレンゲの香りは健在。ある程度の重たさをも伴っているので、かるっかるのスパークリングワインとはやはり違う。ただ、そこまでの品ともいえ、価格帯でいえばかなり安めのシャンパーニュの水準にとどまっている気がする。それでも石灰岩の風味が伴うのは心強いところで、暑い日の泡モノとして食卓を飾ってくれた。