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《おうちワイン》オーストラリアヌーボー | アロマテラピー&メンタルハーブティーのル・クール中野智美ブログ
このワインは、２０２３年のリースリングで「ヌーボー」。２０２３年の夏に飲むワインがヌーボーとは、南半球だからだ。このワインの産地はオーストラリアなのでつじつまはあっている。
見た目はずいぶん白っぽく、かすかに緑色がかっているような。で、リースリングらしいさわやかな香りも風味もあるのだけど、ヌーボーだからか、一般的なリースリングに比較するとしゃばしゃばしていて水っぽく、苦みや台所洗剤のような香りが全般に弱い。弱いからじゃぶじゃぶ飲むには向いていて、ちっとも酔わない。で、これに遭遇したのはイカ焼きやら生ハムやら刺身やらを出す居酒屋だったので、居酒屋でざくざく飲むには悪い選択肢とも思えない。賞味するようなワインではないけど、夏の居酒屋でカラフで頼むぶんには良く、まるでヨーロッパのハウスワインみたいだ。こういう品もワインの世界のうち。や、蛇口を開くとキスラーやピュリニーモンラッシェが無限に沸いてくるご家庭に育ったら違う考えを持つのかもしれませんが、そんな高貴なワインばかりではやっていられません。
