北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1754】M.Chapoutier "Chante-Alouette" Helmitage 1990

M.シャプティエエルミタージュ・ブラン “シャンタルエット” [2015]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 続いて出てきたのは、フランスはローヌ地方のエルミタージュという、ワインマニアの人ならよく知っているけれども、自分は割と苦手意識を持っている地域の白ワイン。ほぼノーマーク地域なので、どういうワインなのか見当もつかない。
 
 見た目は、まるで紹興酒のような完全にオレンジ色。香りを確かめてみると、はじめはローソクに近い石油化合物の匂いがバンバン来て、ああ、この地域の白ワインってこんな変わった匂いになるのかなぁと思っていた。
 
 が、口をつけてみるとシェリー酒そっくりのあの感じに落着。これはこれで食事との相性はいいんだけど、ワインとしては歳を取りすぎています。それでも食事とは合うのだからワインというのは面白い。鑑賞用ワインとしてはともかく、意外に料理を盛りあげてくれた。