北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1753】Arnaud Ente Meursault 1er Cru la Goutte d'Or 2001

 
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 続いて、アルノー・アントのムルソー一級が出てきた。これは2001年産なのでかなり古い。
 
 色はかなりオレンジ色で、熟成した感じ。香りは、蜂蜜よりもキノコ。マッシュルームやトリュフを思わせるところがあり、かなり複雑。香りに関する限りはまさに熟成ワインで、もうもうと匂いが立ち込めてくる感じ。
 
 しかし飲んでみるとちょっと痩せはじめている感じで、ムルソーらしいおおらかさの余韻はあるにせよ、古いワインの酸っぱさが入り込んでいる。また、このワインは時間とともに衰弱していったので、やはり、かなりの年齢だったのだろう。前のワインがフレッシュだっただけに、歳が目立ってしまった。