北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1989】FishHoek Chenin Blanc 2019

 
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 このワインは、魚の骨の絵が描かれた南アフリカ産のシュナンブラン。安物だけど、南アフリカ産は安くても案外おいしいことも多い。これはどうだろう。
 
 まず見た目はすごく薄い白ワイン。ちょっと緑色がかっているかもしれない。香りは、パパイヤの香り全開、まさに南アフリカ産シュナンブラン。ちょっとタンニンっぽい雰囲気が漂っているのもパパイヤじみていて旨そう。
 
 口をつけると、青くてちょっとくどい、あのパパイヤを思わせるやつが来てまさにシュナンブラン! フランス産とは別種だと割り切って飲むぶんにはいけるいける。ちょっとくどいワインは、たとえばシャルドネなんかだと鬱陶しいかもだけど、このワインは「パパイヤ白ワイン」として完結していて、まったく気にならない。ちょっとコクがあるのも飲みごたえがあっていい感じ。値段を考えれば、よくつくられたワインじゃないかと思った。