北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

ワインの記録が2100回を超えた

 

 
このワインのログも2100回。もっと長く続けたいのだけど、こないだ、血液検査でγ-GTPがわずかに正常値を上回っているのを発見した。血液検査で異常値が出たのは10年ぶりぐらいで、γ-GTPが正常値を上回ったのは研修医の頃以来、約20年ぶり。2020年は「四十代で一番優れた本を作ろう、あわよくば自分が社会に対して出せるいちばん有意味なものを作ろう」と意気込んで、少し無理をしてきたので、それが祟ったのかもしれない。酒量も今年は多かったと言わざるを得ないし、正直、働き過ぎた。命を削って働いてしまった。その命を燃やすためにワインに加えて余計なアルコールまで飲んで、どうにか命を燃やしてきた。
 
こういう飲み方・働き方を長く続けることはできない。中途から、飲むアルコールをワインに絞り、アルコール総量と頻度を下げるようにしてきた。γ-GTPが少々上がっただけなら気にしない人もいるかもだけど、長くワインと付き合うためにも、こんなところで肝臓をいじめてはいけないのだ。あと、なんとなくだけど身体が拒否するワインと、身体が喜ぶワインってのがあって、やはり、少し値段のいいワインのほうが身体が喜ぶワインであることが多い(ただ、3000円するのに飲み始めて間もなく身体が嫌がるワインってのもたまにあって、名指しはしないけど、そういうのは絶対に避けようと思う)。もともとは1000円台のワインを重視してきたのだけど、今、国内外で出回っている1000円台のワインには変に気張った、飲むのがつらくなるタイプのワインって多いと思うので、これは少し減らしていきたい。ただ、気張る必要がなくて翌日に変な残り方をしない、一部のイタリアワインやフランスワインについてはこの限りではない。日常酒として焦点を絞っている安ワインにはこれからも目配りしていきたい。
 
ともあれ、2020年も間もなく終わり。今年は書籍をつくるために死力を尽くしていたため、いろいろ無理があった。つくった後も、そのフォローアップに忙しかった。2021年は気を付けてワインと付き合っていきたい。あと仕事のやりすぎは本当に気を付けようとも思う。