カッシェロ デル ディアブロ シャルドネ 現行
コンチャイトロといえば、チリでは大手のワインメーカー。この白ワインを随分久しぶりに飲む機会があった。チリのシャルドネはそれ自体がジャンルといえるほどフルーツ重視な感じで、独特。そういう感じであってくれればいいだろうと思いつつ抜栓。
抜栓するとメロンの香りがもうもうとこみあげて、はじめからフルーツ全開。北ヨーロッパのシャルドネらしさは皆無ながら、とにかくフルーツみと膨らみで楽しませてくれる。飲み進めると、なにか植物の茎みたいなえぐみが出てきて馬脚をあらわした感があるけれども、それは二杯も三杯も飲めばのことで、みんなで飲むぶんにはとてもいい新世界シャルドネだった。
※翌日に残りをいただく機会があった、ふくらみはそのままながら、植物の茎みたいなえぐさが引いて飲みやすくなった。残り物を冷蔵庫に入れていたので、ワインの温度が冷えっぱなしにしたのもここではプラスになったかも。