北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2484】Ferrari Brut (N.V.)

 
フェッラーリ ブリュット
 
蒸し暑い……。こんな日にはスパークリングワインが欲しい。ところが手持ちに相応の品がなく、やむなくフェッラーリの出番となった。フェッラーリ、イタリア産スパークリングワインとしては優秀でもったいないけど、ええい、呑んでしまえと抜栓。見た目は、やや緑色がかった典型的スパークリングワイン色で、細かい泡がもこもこ、香りもさわやか。シャンパーニュ系に比べると青々としたニュアンスが強い。
 
口に運ぶと、やはり、青々とした飲み口で爽やか。林檎っぽさが優勢。ただしシャンパーニュにありそうな苦みはあまり伴わず、かといってそこらの安スプマンテに比べると存在感を伴い、特有のゾーンに位置しているかんじだ。今日の夕食はパンとミネストローネとすき焼きという和洋折衷だけど、これには難なく付き合ってくれる。少しラムネめいた雰囲気が伴うのも良い。たのしくおいしくいただきました。