北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2485】Robert Mondavi "Woodbridge" Cabernet Sauvignon (N.V.)

 
ロバートモンダヴィ ウッドブリッジ カベルネソーヴィニヨン
 
このワインは、ロバート・モンダヴィが作っているベーシックなカベルネソーヴィニヨン。長いこと飲んでいなかった品だ。どんな品だったっけか。
 
まず見た目。あまり青紫色がかっていない、わりと中庸な黒々ワインだ。においは、プラムと杉の香りに、いちごジャムみたいなあまーくて濃厚な香りが伴っている。こういう香りが伴うワイン、なんか久しぶりだ。ブシャールのブルゴーニュ赤にありそうな(ただし、他のブルゴーニュ赤ではあまり出くわさない)香りでもある。
 
口に運んでみると、いちごジャムみたいな甘さがマジで甘い。よく、カベルネソーヴィニヨンなどにイチゴミルクという語彙を与えるけど、こいつの甘さはそこらのカベルネソーヴィニヨンとは比較にならないほど、甘い。あまったるーい。他方、タンニンはかなりつっけんどんで口のなかに挑みかかってくるようだ。タンニンに辛さすら伴っている。結果、やけに馴れ馴れしいところと、やけにきつい感じがして荒っぽいつくりだと感じる。飲み進めると次第に慣れてくるけど、タンニンの辛さは久しく経験していないもので、ちょっと鬱陶しかった。
 
※二日目になると、甘さがいくらか落ち着いた。酸味が勝るようになったためか、昨日に比べて赤ワインらしさが強まり、これぐらいがいいなと思った。初日に飲みすぎないようにしたほうが良さそうなワイン。