北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2549】Chateau de Beaucastel Chateauneuf-du-Pape Blanc Vieille Vigne 1998

シャトードボーカステル ルーサンヌ 2020
※リンク先はヴィンテージが異なります。
 
まだまだ白ワインが出てきます。続いていただくのはボーカステルの白。ボトルから登場していきなりオレンジ! 白ワインというより紅茶みたいな色だ。香りは爆発していて、もっとすごい香料、パラフィン、ラムネ。
味は、やけにごくがあるのが面白い。かつおだしの風味も良い。昔飲んだ1990年の古いエルミタージュ白など思い出す。つまり熟成の程度が限界をこえているんじゃないかと思わせるものがある。見た目も手伝って、ちょっと紹興酒みがあるかもしれない。単体で飲むワインとしては少しアンバランスかも。でも食事と合わせるならちょうど良いし、時折、ギョッとするほどの精気のほとばしりに遭遇する。すごいみつの香りもふきあげてくる。いいよ! どんどん、香りが変わってくれたのでこれも面白いワインでした。盛期は過ぎていますが死んではいないのでは。