北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2553】Domaine Jean-Louis Chave Hermitage 1985

Domaine Jean-Louis Chave Hermitage
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
続いて出てきたのは古い古いエルミタージュ。これも、御年38年とはこれいかに。色は比較的明るい。明かりを受け、きらきら光っている。そんなに茶褐色になってしまっている印象は受けない。香りは、これまたわけのわからない有機物の複合体ど、これは何の匂いと表現すればいいんだろう? 酔いがまわってきていることもあって、ゆっくり考えることができなかった。が、ポムロールやジュブレとははっきり違う。
 
口に運ぶと甘みが目立ち、飴っぽさ、キャンディっぽさを伴う。そして後味がとにかく長いのだ。酸味と果実味が、長く長く残る。他のワインたちと甲乙つけがたいが、そのなかでは自己主張のしっかりしたワインだ。