北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1735】Joseph Faiveley Blagny 1er Cru "la Piece Sous le Bois" 2014

 
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 このワインは、以前に飲んだ時に意外に面白いというか、単純においしいとは言えないけれども奥行きの深いところをみせてくれた一品。今回、夏場に飲んでしまうべきワインリストのなかにこいつが入ってきたので、簡単ではないのを承知のうえで抜栓してみた。
 
 まず見た目。明かりに照らせばガーネット色の輝きにみえるけれども、それでもピノ・ノワールでつくられたワインとしては暗い色、赤茶色っぽくなっている。前回はまだ青紫色がかっていて若いイメージだったとログにあるけれど、これはそういうイメージがあまり沸いてこない。で、香りはごっついチョコレートに少しプルーン系の匂いを混ぜたような。ローソクっぽさとバニラっぽさを伴ってもいる。とりあえず、かなりおいしそうな匂いだ。
 
 口をつけてみると、前回に比べるとタンニンが丸くなっていて、ちょっとくたびれたような風味(タマネギ系風味、というか。それと熟成してきたブルゴーニュワインにありがちな鰹だしの風味)を伴っていて、序盤から穏やかなワインの姿になっている。口当たりがツルツルっとしていてキュッキュッって音がしそうな飲み心地だ。で、チョコレートっぽい香りにアセロラ系果実味の味。ちょっと甘味が少な目なのも、このワインには似合っている気がする。路線として、大人の飲み物だ。
 
 ※二日目。前回と同様、森の下草のような風味と凝った果実味がいや増していて、明らかに二日目のほうが迫力があり、チャーミングでもあり、滋養に富んでいる。ブラニー一級、無名なエリアだけどなかなかみどころのあるワインとみた。見かけたら買っておこう。ひょっとしたら2014年のブラニーが優れているだけというオチが無いとは言えないにせよ。