北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1794】Golan Heights Winery "Yarden" Galilee-Galilaa Chardonnay Organic 2016

ゴラン・ハイツ・ワイナリー ヤルデン シャルドネ 「オデム」
 
 このワインは、イスラエルのお気に入りメーカー、「ゴラン・ハイツ・ワイナリー」が作っているシャルドネの、ちょっと上位バージョン。今までにも何度か飲んだことがあるけれども、やはり旨い。飲むたびに高評価だったように記憶している(直近ではこちら)。今回はヴィンテージが2016、はたして今までのようなバランスシャルドネの良さをみせてくれるか。
 
 まず見た目。なんとも濃くてちょっと緑色がかっているかもしれない。香りは、今回はあまりクッキーが香らず、ちょっと雨に濡れた雰囲気のはちみつがほんわりと漂ってくる。口に含むと、ややメロンっぽい。あれまあ、このボトルはちょっと新世界のシャルドネ然としているぞ。いつもに比べると南国系シャルドネの、ちょっと苦手な雰囲気が強い。フルーツポンチじゃなくてメロン優勢。それでも、青臭いというほどではないのだけれども。なんとなく冷やして翌日に回したほうがよさそうだと思ったので早めに切り上げた。
 
 ※翌日。今度もあまりクッキーが来ない。クッキーが足りないとこのワインはちょっとパワーが足りなくなるのだなぁと実感。昨日よりはフルーツポンチ感があり、量産型ムルソーという雰囲気に近づいた。おいしいワインだけど、今回は、酸がちょっと足りないと感じる。このボトル、縦置きで半年ほど放置しておいたので、それも良くなかったかも。でも懲りずに買うつもりではあります。