北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

ワインの原稿依頼をいただいて、しかもリーデルさんから「いいね」までもらってしまった

 
 
 
 ワインの記録を書き続けて10年以上の歳月が経ったのだけど、このブログは読者数もほとんど増えず、特にはてなブログに引っ越してからはPVも大幅に減った。それでも記録が続いたのは、ワインそのものに果てない魅力があったからだと思う。これだけ書けばさすがにワインのことを覚えるというか、ワインのことがここまでわかるようになったのはこのブログのおかげだ。
 
 でもって先日、初めてワイン趣味についての原稿依頼があって、それがたくさんの人に読んでいただけて嬉しかった。しかも冒頭のスクリーンショットが示しているように、リーデルジャパンのアカウントさんから「いいね」まで貰ってしまった。一人のワイン愛好家としてすごくうれしい。ゲーオタ用語でいう「実績解除」以外の何物でもない。
 
hikakujoho.com
 
 世の中には、商用原稿を書くと責任を感じる人と感じない人がいて、私は感じる部類に入るせいか、いくらかプレッシャーを感じた。何事につけても、素人ブログとして書くのは気楽でも商用原稿を書くのは責任がかかり、プレッシャーを自覚せざるを得ないことを私は忘れていたみたいだった。企画が舞い込んできた時点で「よっしゃ、俺の好きなことを好きなように書いてやるで!」と勇んで書き始め、おおよそ想定通りに仕上がったけれども、それでも後半の修正作業にはプレッシャーを感じた。
 
 私の場合、「好きなことを好きなように書く」場合には、いかにプレッシャーを感じない段階で好き勝手にキーボードを叩くかが重要だということを、よくよく思い出した。ただし、この手が通じるのは10000字ぐらいまでの原稿で、10万字超の書籍クラスでは構成を維持するのが難しくなる。ここのところを克服する方法があれば、もう上達するような気がするのだけど……。
 
 とはいえ貴重な経験になったのは確かだし、かなり励まされました。
 これからも身体を壊さないペースでワインを飲み進めていきます。