北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2041】Golan Heights Winery "Yarden" Galilee-Galilaa Chardonnay Organic 2017

 
【ゴラン ハイツ ワイナリー】 ヤルデン シャルドネ オデム 2018
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
久しぶりに、イスラエルはゴランハイツワイナリーがつくっている濃厚シャルドネ「オデム」をいただいてみることにした。
 
まず、グラスに注いでみると山吹色の液体。久しく、ここまで山吹色の白ワインは飲んでいなかったのでびっくりする。最近対峙したブルゴーニュシャルドネよりもずっと濃いぞ。香りは、メープルシロップ漬けにしたクッキーというような。はちみつ、というより今回はメープルシロップを連想する。あとは缶詰に入った果物とか。あまーい香りがこもっている。
 
口に運ぶと、ナッツのようなニュアンスを伴った、すごく濃い果実味がのどを潤していく。後味の段階になると夕張メロンが口に拡がり、時折ローソクのようなトーンの高い香りがすることもある。飲む時も缶詰の入った果物っぽさがある。濃い、美味い、やめられない。超高級クラスのシャルドネにあるような気品はさすがに伴わないにせよ、およそ、濃厚系のシャルドネにあって欲しいものはだいたいここにあるんじゃないか。前にも書いていたかもだけど、もうシャルドネはこれでいいんじゃないか。やばい。うますぎる。
 
※二日目。ちょっとミネラルが感じられるようになり、前日よりもローソクっぽさが強まった。初日のほうが魅力たっぷりだったが、二日目のほうが端正でもある。これも良いぞ。