ベル・フルール オーガニック ホワイト
※リンク先は３本セットなのでご注意ください
このワインは、料理用に買われてきたスペインワイン。でもって、少しわけてもらうこととなった。
まず見た目。僅かに赤みがかっているかもしれない白ワイン色。薄い色をしているけれども価格帯的にはそんなものだと思う。で、香り。なんとシーチキンのにおいがする。その奥から花のような香りがあるかもだけど、初手ではシーチキン。どんなにシーチキンじゃないと否定しようとしても、やはりシーチキンがにおってくる。
口に含むと、ネギ系のきつさを伴う酸っぱいワイン。で、ネギとシーチキンが合わさってワインそれ自体がおつまみのようだ。旨味があるようにも、塩分があるようにも感じられる。そんなバカな。いくらか口に酸味が残る点を除くと、「ウォッカにかつおだしを混ぜた飲み物」に似ている気がする。このワインは、ブルゴーニュ赤を飲んだ後に試飲したので、前者で鼻と舌がひょっとしたら馬鹿になっていたのかもしれない。それにしてもシーチキンとは。
※翌日、グラスを細いタイプに変えてリトライしてみた。シーチキンの香りは少し減った。おかげで、夏みかんみたいな淡いかんきつ系の風味を楽しみやすくなった。でもいくらかシーチキンは残っている。ここが引っかかりどころ。
