北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2196】Cono Sur Sparkling Wine Rose (N.V.)

 
コノ・スル スパークリング ロゼ
 
引き続き、今日はコノ・スルのスパークリングロゼを。この品は2019年の6月に対峙していて、これが意外にもよくできていて、ロゼを飲み慣れていない人にもおすすめできそうな飲みやすい雰囲気だった。で、暑い季節の安全牌として今日はこれを採用。まずいなんてことはあるまい。
 
まず見た目。あいかわらずきれいな桜色~朱色をしていて、泡のあがりもなかなか。香りは、これまた桜や薔薇のような芳香がふわーっと漂ってきてうまそう。
 
口をつけてみると、ロゼ系の金柑風味をほんのり感じさせつつ、やはり桜や薔薇のような芳香が。酸っぱさや金属感で初心者をひるませるようなつくりではなく、広く愛されそうな、フレンドリーな味だ。辛口ロゼにしてはちょっと甘みが強い気がするし、たぶん糖度は高いと思うんだけど、フレンドリーなつくりを狙っているのだろうから、文句を言う筋合いでもなし。それにしても、この桜や薔薇ってどうやってつくっているんだろう? ちょっと検索してワインサーチというサイトを見てみると、「シャルマ方式。50%を全房仕込、50%を除梗。除梗したものについては、3〜4時間スキンコンタクトを行う。華やかなアロマを引き出すために13℃の低温で一次発酵を行い、その後、定圧タンクで約1ヶ月の二次発酵を行った後、そのまま4ヶ月程度、滓と一緒に寝かせ、味に複雑さと深みを持たせる」とあるが、はてさて。スパークリングじゃないロゼと比較すると、華やかさが格段に高く、コーヒーっぽい風味は格段に少ない。わからないものだ。