北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2425】Chateau Pesquie Terrasses Blanc 2018

 
【シャトー ペスキエ】 テラス ブラン [2020]
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
今日の夕食はライトめの中華料理。赤でもいいけど疲労があるから白が欲しいなーと思い、中華でもなんとかなってくれそうなローヌの白を選択。シャトーペスキエは信頼している銘柄。
  
まずグラスに注ぐと、これが意外に山吹色をしている。えらく濃い色合いだなー。香りは、甘くてちょっとアプリコット入っているかもしれないぐらい。桃系よりも湿ったクッキーみたいにこってり甘そうな香りすらする。なんだこれは。
 
口に運んでみると、その蜜のような甘い輪郭の内側に、酸味のしっかりした、爽やかな果実味、もちろん白ワイン然としたすっきりしたやつが駆け抜けていく。香りもそうだけど、いくらかスカッとしたヒヤシンス的ニュアンスがあって潤い抜群、それでいて蜜やクッキーのようなコテコテの美味さもあって、飲みごたえがある。前回、2017のヴィンテージと対峙した時に比べると、今回のヴィンテージは爽やかさが少し少なく、リッチな甘みや香りが目立つ。ヴィンテージが違うからか、保存期間が違うためか、購入経路ほかの影響なのか、ともあれ興味深いことではある。今回の姿もこれはこれで良い。
 
※翌日はヒヤシンス的ニュアンス、それと菖蒲系ニュアンスが強まったけれども昨日ほどコテコテではなくなった。こちらのほうが以前のイメージに近い。