北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2490】Domaine de Pisse-Loup Chablis 2020

 
シャブリ ドメーヌ ド ピス ルゥー
※リンク先は2020ですが、ひょっとしたらヴィンテージが変わるかもしれません。
 
このワインは、ヴェリタスのシャブリ詰め合わせセットに入っていたシャブリその2。暑くて疲れている日には酸っぱくて爽やかな白ワインが欲しくなるので、そういう気持ちにまかせて選んだ。
 
グラスに注ぐと、まあこれシャブリ。うすくてちょっと緑色がかっていて、いかにもらしい感じだ。香り。うーん、レモネード! それとラムネみたいなやつ、それと石。石灰岩というよりこのワインは石と言ったほうが似合いかもしれない。
 
口に運んでみると、少しメロンの雰囲気はあるにせよ、ラムネーソーダ系のミネラリーな雰囲気がバシバシ。見た目に気泡などはないけれども少しビリビリした感じがあり、僅かに痛んでいる可能性を想起したりもする。酸っぱさ? もちろん酸っぱいしそれはレモンっぽくもある。ただ、ビリビリも含めてちょっとおおざっぱというか、加点主義の私でも今回はちょっと減点したくなるほどの荒っぽさ。このボトルに不幸な問題が発生してしまったのではないか、と想像しておく。
 
※二日目。米ぬかみたいな香りが強まって、なんだか前日よりシャブリ然としている。初日は飲む直前に冷蔵庫に入れたのが悪かったんだろうか。このシャブリは二日目のほうがずっと良かった。メロンっぽさがひっこんで冷涼な気候のシャルドネ然としたのも良かった。