カステッリ ディ セヴェリーノ プーリア ビアンコ 2022年
このワインは、なんだかよくわからないけれども安い価格だったので料理用と思って買ってきたイタリア産白ワイン。トレッビアーノとファランギーナという品種はとにかくイタリアの安白ワインという感じで、ファランギーナは高級品もあるけれどもトレッビアーノはごく一部をのぞいて皆チープだ。で、これはその組み合わせで価格もめちゃ安いのでアサリの酒蒸しにご登場いただくこととなった次第。
ワイングラスに注いでみると、見かけはレモン色の普通の白ワインらしいやつだ。香りは、うっすらと植物系の香りがあった気がするけど、あまりはっきりしない。口に運んでみると、酸味に刺々しさがある。味はトレッビアーノ重視なのかあっさり＆ちょっと温野菜のニュアンス。酸味が少なめでうるおいがあるあたり、このワインも食卓にのぼるデイリーな路線だとみてとれるのだけど、それだけに、酸味に伴う刺々しさがきつい。よろしくないですね。飲めないほどじゃないけどきついと感じるものがあります。
