北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2608】Luciore Bordeaux 2018

 
vinica.me
 
色合いはガーネット色で青々しさはこのワインの外見からは感じられない。透明度は低く、単に暗いのでなく透過性が低いのかな、と思ったりした。香りは、初手では酸っぱそうなにおい、プラム系のやつがメインと感じる。ほっこり煮豆や杉の木みたいなニュアンスは相対的に弱い。香りからはボルドーだけど酸っぱそうに予想したくなる。
 
口に運んでみましょう。なんだこれは、えらく酸味が前に出ているぞ。ボルドーの若くて安い赤ワインにありがちな、落ち着いた飲み心地やミルキーな雰囲気はもちろんあるけれども、味の一番前に出ているのは青々しささえ連想する酸味だ。ちょっと気になるなあ。安ボルドーに、こういう品があるのはわかっているんだけれど。
 
※翌日になると、酸味のなかからあの青々しさがかなり引っ込み、煮豆っぽさも増えてバランスがとれてきた。完全に二日目のほうが良く、もっと格上のボルドーじゃないかと思ったりもする。驚きました。