北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1611】Champy Père et Cie Nuits Saint Georges 1er Cru Les Argillieres 1999

 
vinica.me
 
 このワインは、以前にも飲んでみたことのあるもの。そのときは、ニュイのワインにしては軽くて印象がはっきりしなかったので、リベンジしてみることにした。さてどうでしょう。
 
 見た目はたぶん前回とかわらない。黒っぽくてニュイらしく、濃い色をしてはいるが透明感がはある。香りは、前回よりもずっと濃い。香木!それと土の臭いがするけれども、なかなかお高くとまっている。コント・ラフォンのモンテリに比べて偉そう。深い香りだ!

 口に入れると、すごくタンニンしっかり。握りこぶしがまず効いていると感じる。甘味や果実味、苦味もどっかんと来て、活きが良い。いかにもニュイ・サンジョルジュな雰囲気がすごくて、強い果実味、強い腕力、それでいて下品ではない。果実味がどこまでも強くなる。これはかなりのものだった。