北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

ワインの記録が2000回を超えた

 

 
 2020年、このワインログの記録がとうとう2000回を迎えた。1000回を迎えるにあたっては、記念に大奮発をしたりしたけれども、今回、世間はコロナウイルスで自粛ムード、自分自身もこの騒動のために奮発する気持ちになれなかったのでおとなしくしていることにした。というより、この先、いったい何が起こるのか皆目見当がつかないので、重要な手持ちワインは温存できるものは極力温存しようと思う。デイリーワインと中堅どころに購入を絞って、たとえばブルゴーニュの一級や特級に匹敵するワインはなるべく回避するっきゃない。
 
 その一方で、長らくオタク的なライフスタイルを積んできた身としては、「贔屓のメーカーのワインを買って応援する」みたいな気持ちもあって、特に北イタリアのワインメーカーでいつもお世話になっているあたりの品は意識して買っていきたいなと思う。まだ経済が右肩上がりだった頃、ボルドーブルゴーニュシャンパーニュの値段がどんどん高くなっていった頃も、北イタリアの良心的なメーカーのワインはそれほど値上がりしなかった。あの、良心的で、あまり人気が集まっておらず、けれども北イタリアワインならではの美味さをみせてくれるワインメーカーには潰れてもらいたくない。一個人がリピートできる数なんてたかがしれているけれども、ひいきにしているワインメーカーの品はしっかり買い続けたいと思う。ひいきのワインショップも同様だ。
 
 こうした関係で、このワインログは今まで以上にジャンルが偏って、いくつかの品をリピートする傾向が強まりそうです。が、そのつもりでおつきあいいただければ幸いです。