北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2149】William fevre Chile Espino Pinot Noir 2016

エスピノ ピノ・ノワール [2019] ビーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリ <赤>
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
このワインは、白ワインがやたら弄り回しているっぽくて好かなかったチリ支社のウィリアム・フェーブルのピノ・ノワール。赤はどうなんでしょうねと思って対峙。初めてかなと思ったら2014年産をブラインド三択テストの対象として開けている。その時の印象は「おいしいけれどもわざとらしい」。果たして今回はいかに。
 
まず見た目。すごく濃い。最近飲んだピノと比べて断然暗い。香りは檜の入浴剤や鉄の香りが強烈。あと、オーク樽とは絶対に違ったなんらかの木材の香りがぶわーっと来る。味はタンニンが強くパワフル、香りも相まって、ブラインドではピノ・ノワールとは当てられそうにない雰囲気。これ、2014年産よりもきついんじゃないか。印象的なワインで、味のスカラー量がことごとく強烈ではあるのだけど、ちょっとワインを弄り回しすぎているんじゃないかと感じた。やりすぎ。