北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2275】Vignobles et Compagnie Cotes Du Rhone Les Larcins 2019

 
コート デュ ローヌ ルージュ レ ラルシン [ 2019 ]ヴィニョーブル エ カンパニー
 
 このワインは、タカムラワインハウスさんの直輸入している格安のローヌ産赤ワイン。これが、以前に結構おいしかった・調和がとれていたと記録にあるので今回リピートしてみた。普段飲み用のうまいワインは、それはそれで重要。
 
まず見た目。まあまあ濃い赤茶色で、ローヌのワインとしてはおかしなものではない。香りは、少しヴァイオレットな雰囲気を伴った線香系の香りがするけど、あまり強いものではない。シラー・リースリング用の小さいグラスでやっているせいかもしれない。
 
口に運んでみると、ふーむこれは……今回は初手でタンニンがばっさばっさと感じられて、そんなにまろやかな口当たりではない。前回同様、コーヒーのような風味にしっかりとした苦みが伴っていて、この苦みがやっぱり好みの性質、ワインに含まれる甘さや酸味と接続性があり、ばっさばっさしていたタンニンとの間まで取り持ってくれている感じがする。ちょっと落ち着かない出だしだったけれども、飲み進むにつれていい雰囲気に変わってきた。
 
※翌日も、苦みが利いていてハウスワインとしては良いところでバランスがとれている。これ、アルコール度数は少し高いけど糖度はそこまで高くないんじゃないかな、飲み疲れる程度が軽い。