ギガル コート・デュ・ローヌ ブラン 2017
※リンク先のショップは今回の購入先ではありません。
このワインは、ローヌの大手、ギガルが手掛けているベーシックな白ワイン。結構頻繁に飲んでいるつもりだったけど、なんと、前に飲んだのは6年半ほど前で、ヴィンテージは2012年と遠かった。ついこないだ飲んだつもりだったので歳月を感じてしまった。それはそうとして。
まず見た目。少し黄緑色がかった、以前に見たのとほぼ同じ外見。ただ、今回は温度が高かったせいか香りがあまり漂わない。ワインが風邪でもひいていたんだろうか。いちおう、冷やしてみたりしたけれども改善はあまりせず、終始、香りがわからなかった。ひょっとしたら自分自身が風邪をひいているのかもしれない。
味の面でもあまり冴えない。植物系のエキスが漂い、やや豊満なスタイルながら、なんだか酸がゆるく感じられ、こんなにギガルのワインに締まりがなかったとは信じがたいものがある。飲めないほどまずくはないし、今日の夕食に出てきた小魚のフリッターやカレイのフライなどとは良い相性をみせているのだけど、ギガルのワインは下っ端でももっと造りが良かったはず。少なくとも期待どおりの活躍とは言えないものがあった。不安を抱えながら二日目へ。
※二日目。プリンスメロンのような香りが漂ってきて、苦みもちょっと強まり、昨日よりよほどらしい雰囲気になってきた。してみれば、昨日のあれはなんだったのだろう?